藤掛廣幸
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音楽家(1949〜 ) 作曲家/編曲家/指揮者/シンセサイザープレイヤー 愛知県立芸術大学作曲課程卒業、 同大学院修士課程終了 JASRAC「日本音楽著作権協会」正会員 日本作曲家協議会会員 1949年岐阜県生まれ |
藤掛廣幸年表
Who's Hiro Fujikake
1949〜
藤掛作品大好きという岐阜市長良在住の後藤秀児さんより、とても貴重な資料を送っていただきました。その資料を骨格に年表としてまとめてみたいと思います。透明人間さん、岩井邦嘉さん、IZZYさん、庄山さん、金さんよりいただいた情報もあわせ掲載させていただきます。6人様、誠にありがとうございました。なお、このページの資料、写真の無断転載はご遠慮下さい。また、資料という性格上、敬称略になっていることをお許し下さい。(2004.9.4管理人記)
1949
岐阜県東白川村生まれ(昭和24年1月31日生)
1970
音楽の友社作曲コンクール入賞 -「合唱の為の2つの詩」
1974
日本音楽コンクール(毎日新聞・NHK共催)入賞-オーケストラ曲「挽歌」
1975
全日本マンドリン作曲コンクール2位(1位なし)-「パストラル.ファンタジー」
笹川賞吹奏楽作曲コンクール第一位-「ノスタルジック.ラプソディー」
全日本吹奏楽コンクール課題曲作曲コンクール入賞-「協奏的序曲」
1976
笹川賞吹奏楽作曲コンクール第一位-「シャコンヌ」
1977
国際エリザベート音楽コンクール オーケストラ曲「縄文譜」 世界三大コンクールの一つ、ベルギーのエリザベート皇太后国際音楽コンクールの作曲部門でグランプリを受賞し、ファビオラ王妃から祝福の言葉を受ける藤掛廣幸夫妻。このコンクールに於いてグランプリを受賞した日本人は藤掛廣幸が初めてである。 |
1978
受賞作品管弦楽「縄文譜」は、ブラッセルにおいてベルギー国立交響楽団によって初演され、ファビオラ女王はじめ、満員の聴衆を感動の渦に巻き込み大成功。当地の新聞に於いても絶賛を博する。
岐阜県文化奨励賞受賞
12月:第1回「シンセサイザー、ワンマンオーケストラコンサート(多重録音なしのライヴ演奏)中電ホール名古屋」にて、10台のシンセサイザーを使って行われ、この模様はNHKテレビによって
「たった一人のオーケストラ」というタイトルで全国放映された。
1978.12.26 第34回青少年音楽祭/札幌市民会館 |
1982
シンセサイザー ワンマンオーケストラ 1982年10月5日/日本青年館大ホール(東京) |
(チラシ写真&情報提供:このコンサートにスタッフとして同行した、岩井邦嘉さん)
1983
全日本吹奏楽コンクール課題曲作曲-「白鳳狂詩曲」
初のシンセサイザーソロアルバム 「GALACTIC
SYMPHONY 」 銀河交響曲 A面/1.イントロダクション
2.1st・ムーブメント 3.2nd・ムーブメント (LPレコード) 写真&資料提供:後藤秀児さん |
1984
(LPレコード)写真資料提供:後藤秀児さん |
シンセサイザーソロアルバム第2弾 「ROMANCE 」 ロマンス 発売 A面/UNDER THE
RAINBOW(妖精の森) |
1985
編曲家として、イ・ムジチ合奏団と CD「日本の四季」のアレンジを担当 オランダのフィリップスより世界発売。 |
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CDの購入先は、一般のCDショップで入手できます。 参考までに現在のCD番号は PHCP−20097 (定価2,039円)です。 ジャケット写真提供:
真ん中下、雪の降る街をの左隣に(編曲藤掛廣幸)と見えます。管理人注 |
春 1.早春賦(中田章) 2.城ケ島の雨(梁田貞) 3.春の海(宮城道雄)
夏 秋 冬 |
1985年〜1986年 ロンドン留学
1986
民放連盟賞最優秀賞受賞
CM優秀賞受賞
BBC出演
ベルギー国営テレビ出演(シンセサイザーコンサート)
7月 ジュネスミュジカルマンドリンオーケストラで「グランドシャコンヌ」演奏される |
1987
8月25日、住まいを長年住み慣れた岐阜より、千葉県市原市(現住所)へ移される。(IZZYさん&後藤さんの情報です。)
1988
岐阜中部未来博88/パノラマ中部館で上映される3D大型立体映画、「バルーンは夢見る――飛翔ちゅうぶ」の音楽を担当。資料提供:後藤秀児さん
(撮影:IZZYさん) |
1988年7月31日 岐阜中部未来博88 「樹魂の歌」作詞:中条雅二 をシンセサイザーオーケストラと150人の合唱団により発表。 1200年もの間、風雪に耐えて生き続けている、岐阜県本巣郡根尾村の淡墨桜(天然記念物)の 優美さとたくましさをたたえる「樹魂の歌」。 資料提供:後藤秀児さん |
1989
「世界デザイン博覧会」音響総合プロデューサーとして、会場内の音楽、音響を多数作曲、演奏、プロデュースする。
「世界デザイン会議」のオープニング曲を作曲、演奏。又パネラーとして講演と演奏も行う。
平和への祈り 「自然への讃歌」 '89海と島の博覧会・ひろしま 8月6日(日)夜7時/マーメイドボウル(メインステージ) |
パンフルート:岩田英憲/シンセサイザー:藤掛廣幸/広島合唱同好会(代表:大上義輝) 〔パンフルート&シンセサイザー〕●ロマーナの祈り●星空のうた●緑の葉はそよぐ●ひばり●月明かりのロマン●友をしのぶ哀歌(編曲:藤掛廣幸)〔パンフルート&シンセサイザー〕●木曽ファンタジー●星のこども●河のほとりで●森のうた●愛のうた●アンダー・ザ・レインボー●徳山ララバイ(作曲:藤掛廣幸)〔シンセサイザー〕●樹魂の歌(作曲:藤掛廣幸)〔合唱〕●とび魚のうた(作詞:片桐実/作曲:渡辺節保) 〔パンフルート&シンセサイザー&合唱〕 ●浜辺のうた〜やしの実(編曲:藤掛廣幸) 世話人:岩田英憲・山根義広・山口和夫・桧垣尚文・大上義輝・尼田成次・松浦学・内海雅子・伊東顕(敬称略) |
藤掛廣幸コンサート 自然讃歌 SYNTHESIZER FANTASY 8月20日/岐阜市:市文化センター |
T部:舞踏組曲「野麦峠」
U部:歌曲集 V部:小品集 W:樹魂の歌 |
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シンセの響き、1000人の観客魅了 長良川など題材に 今回の演奏会は、藤掛さんが創作した数ある作品の中から、過去と未来を結ぶ生命力、自然と人間の営みを基調に、ふるさと岐阜を題材にして選ばれた。・・・(中略)・・・。1部が昨年、現代舞踏組曲として好評を得た「野麦峠」よりの抜粋。2部が旧徳山村に古くから伝わる歌から藤掛さんが譜面を起こした曲。3部は木曽三川を取り上げた「木曽ファンタジー」「長良川リヴァーサイドセレナーデ」「揖斐の詩」。4部は一般公募の混声合唱団200人が加わって、根尾村の淡墨桜の優美さとたくましさをたたえる「樹魂の歌」。(文と写真1989.8.21付中日新聞より) |
パンフ・チラシ・新聞等の資料提供:後藤秀児さん
1990
第57回青少年音楽祭 1990年7月1日 NHKホール 藤掛廣幸/TrePickPrelude(委嘱・初演) 山本直純指揮:ジュネス・ミュジカル・マンドリン・オーケストラ ●プーランク/スターバト・マーテル 投稿者:その時演奏されたましたMET事務局(庄山)さん |
日本交響楽振興財団作曲賞-「春の詩」はるのうた
“現代日本のオーケストラ音楽”第14回演奏会 <委嘱作品と第12回作曲賞入選作品> 1990年6月6日/東京文化会館大ホール/指揮:外山雄三/演奏:東京交響楽団 昭和62年度委嘱作品・・・水野修孝/交響曲(30分) |
世界的なフルート奏者J.ゴールウェイとの夢の共演アルバム(妖精の森)「The Enchanted Forest」世界発売!
このアルバムは、アメリカ.ビルボードのクラシカル.クロスオーヴァー部門で5ケ月間ベストテン入りを果たした。(1990年5月第2位) |
1.妖精の森(藤掛廣幸)
2.小さな歌(藤掛廣幸) 3.中山道(藤掛廣幸) 4.ずいずいずっころばし(わらべ唄) 5.星の子供(藤掛廣幸) 6.森の歌(藤掛廣幸) 7.徳山の子守り歌(藤掛廣幸)8.ひえつき節(日本民謡) 9.うすひき歌(日本民謡) 10.愛の歌(藤掛廣幸) 11.こだま(藤掛廣幸) 12.土の詩(藤掛廣幸) 13.春駒(日本古謡) 14.さくら(日本古謡) 15.ロマンティック・ワールド(藤掛廣幸) 写真提供:後藤秀児さん |
ジェームズ・ゴールウェイについて このアルバムのメインの独奏者であるジェームズ・ゴールウェイは、1939年に北アイルランドの首都ベルファーストに生れたフルート奏者である。幼少の頃からフルートに親しみ、ロンドン王立音楽院に進んだ彼は、さらにギルドホール音楽学校やパリ音楽院に入学して研鑚を重ね、21歳でイギリスに戻った。そして、ロイヤル・フィルハーモニーやロンドン交響楽団の主席フルート奏者を歴任し、1970年にはヘルベルト・フォン・カラヤンにその実力を認められて、ベルリン・フィルハーモニーの第1フルート奏者となった。1975年にこの名誉あるポストを勇退して独奏者としての活動に専心するようになった彼は、直ちに国際的な人気と名声を確立し、フルート界のスターにのしあがった。「黄金のフルート」などと呼ばれて絶大の人気を博しているゴールウェイは、そのブリリアントでしなやかな彼ならではの演奏の魅力によって、あらゆる聴き手にフルートの醍醐味を満喫させてくれる名手なのである。(柴田龍一さん記) |
1991
全日本吹奏楽コンクール課題曲作曲委嘱「ロックン.マーチ」
ふるさと紀行(1)「こころの旅」発売 |
ふるさと紀行(2)「日本の四季」発売 |
「海のこもりうた−OCEANIC
LULLABY-」 心とからだをリラックスさせる1/f のゆらぎによるサウンドエステティック 1.海に抱かれて
2.波の小舟にのって |
写真&投稿:透明人間さん
1993
岐阜県交響楽団創立40周年記念 第45回定期演奏会
1993.6.20/岐阜市民会館 交響曲第6番ヘ長調「田園」作品68/ベートーベン/指揮:小出雄聖 交響曲「岐阜」 (初演) 作曲・指揮:藤掛廣幸/共演:岐阜柳ケ瀬太鼓 |
洋楽メロディーに和太鼓マッチ
(前略)・・・会場は1300人余の来場者で超満員。岐阜の自然や人々のエネルギーを感じさせる生き生きとした曲の展開に、聴衆もイメージをはばたかせ、盛大な拍手が送られた。初めて洋楽と共演した柳ケ瀬太鼓の面々も汗をしたたらせながら、力強い響きを聞かせた。 ←「岐阜新聞1993.6.21」 |
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交響曲「岐阜」ブラボー 和太鼓加え初演 (前略)・・・藤掛さん自身の指揮に、団員たちも素晴らしい熱演でこたえ、満場の市民を魅了した。・・・(中略)・・・演奏終了と同時に約1300人の観客は「ブラボー」と叫んで立ち上がり盛大な拍手が続いた。(後略)。 「中日新聞1993.6.21」→ |
パンフ写真&新聞記事&情報提供:後藤秀児さん
1994
「ひばりは高らかに」CD発売 J.ゴールウェイ:フルートと藤掛廣幸:編曲:シンセサイザーのコンビ再び!クラシックの名曲小品集。 |
曲目/アレンジについて プロデューサーのラルフ・メイスより、「フルートとシンセサイザーによるアダージョ・アルバムを作りたいが、どう思うか?」と電話があったので「アルビノーニやバーバーのアダージョなど、きっと素晴らしいアレンジが出来ると思うよ」と答えたのが、このアルバムの始まりです。レコーディングは、1992年の2月、夏のシドニーで行いました。 1.アイルランド民謡「ひばりは高らかに」 2.アルビノーニ「アダージョ」 ジャッケト写真&情報提供:後藤秀児さん |
1995
岐阜市文化センター開館10周年記念特別公演 1995年2月5日 市民の劇場〔第155回〕 藤掛廣幸の世界 岐阜の作曲家シリーズ<パートU> |
第1部 シンセサイザーファンタジー シンセサイザー:藤掛廣幸/ピアノ:藤掛英子 グリーンシャワー |
第2部 混声合唱とピアノ、シンセサイザー及び二人の打楽器奏者による幻想曲
8人のソリスト/200人の合唱団/2人の打楽器奏者/ピアノ/シンセサイザーによる 土 器 (初演) 作詞:中条雅二/作曲:藤掛廣幸/指揮:井戸清輔 |
藤掛廣幸氏の幻の曲歌おう・・・・「土器」岐阜で初演合唱団員を募集 (前略)・・・太古のロマンに満ちた大曲だが、あまりに難しいため、作曲後の3年間は演奏されなかった「幻の曲」。(中略)■「土器は混声四部合唱で全8楽章。演奏には約30分かかる。各楽章には「いしうべと それもっさべな」のように作詞家の中条雅二氏=名古屋市在住=が、古代人の生活や儀式、言語を推測して自由に創造した詩が付いている。■アンサンブルを故意に崩したり、同じ単語を一人一人が自由に繰り返すなど、現代的な作曲技法を取り入れられた難曲で、これまで東京の合唱団が部分演奏しただけ。曲の存在を知ったセンターの館員が藤掛氏と協議して、全曲初演にこぎつけた。・・・(後略) 「中日新聞より」 |
土
器 作詞:中条雅二
1.あらえ日の神や パンフ・チラシ・新聞情報提供:後藤秀児さん
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1997
日中合同制作音楽劇 『西湖伝説・金色の鳳(太陽をさがして)』 (初演) 1997年3月29日、30日(2ステージ)/岐阜市民会館 作曲・演奏/藤掛廣幸 監修/朱實 脚本・演出/松岡直太郎 演出/汪世瑜、 出演/内藤幸子、篠田弘美、岐阜市民合唱団、浙江芸術学校、浙江京昆芸術劇院 (情報提供:IZZYさん) |
オペラ「かかみ野の空」 (初演) 1997年11月3日/開演 14:00/各務原市民会館 原作:赤座憲久 |
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■あらすじ 今からおよそ千三百年前。壬申の乱前夜のかかみ野。 大海人王子(オオアマノオウジ)の舎人として仕える村国のオヨリは、年若い息子シガマロと農兵を引き連れて出陣する。戦いに勝てば村の暮らしはよくなると信じて。 見送りの中に、オヨリの妻シノメとシガマロを慕う村娘サラの無事を祈る姿があった。戦いは勝利し都も新しく創られた。しかし、村国の暮らしは変わらなかった。戦場の露と消えた農兵の墓が増えたことと、サラの目が病のために光を失った他は。 あの戦いはいったい何のためだったのか……。 オヨリもシガマロの腕の中で淋しく死んだ。父、オヨリの遺志により村国の新しい長となったシガマロは都と村国を往来しながら、サラと結ばれる。幸せもつかの間、村は激しい嵐に襲われた。しかし、権力争いに明け暮れる都は、地方の民を助ける気などない。シガマロは大きな力にすがることはもうやめて、村国の民と自分たちの力だけで生きていこうと決心し、都を去るのだった。 ■オペラ「かかみ野の空」作曲について 藤掛廣幸 合唱指揮者の井戸さんより電話があり「赤座先生の『かかみ野三部作』を基にして合唱を主体としたオペラを作りたい」とのお話があったのは、1年以上前の事だったと思います。 「空、風、土」というタイトルには、想像力を刺激される魅力的な響きがあります。井戸さんとは「樹魂の歌」「土器」「太陽をさがして」といった仕事を一緒にしてきて、素晴らしい才能の持ち主だと信頼していましたので、喜んでお引き受けした次第です。 台本は「ブンナ」「小さな虫の物語」「太陽をさがして」という一連の作品の台本、演出で素晴らしい仕事をしていらっしゃる松岡さんに「是非……」とお願いして書いていただきました。 松岡さんが「全体が一つの詩の世界」とおっしゃる通り、すてきな台本が出来上がりました。 作曲には7ヵ月以上かかりましたが、納得のいく作品に仕上がったと自負しております。 出演される皆さんの素晴らしい熱意と、なみ悟朗さんの意欲的な演出により、どんな形でこの作品に命を吹き込んでいただけるのか、とても楽しみにしております。 (チラシ写真&資料提供:IZZYさん) 感動の涙を呼んだ2時間のオペラはホールに入り切れない人が多数でる程の人気を呼び大成功の幕を閉じた。戦に翻弄される民衆をソリスト、合唱、シンセサイザーオーケストラで描いたオペラ。美しい歌、劇的な起伏により初演で感動の嵐を呼んだ。 |
1999年2月 日中合同制作 親子で楽しむミュージカル 「ブンナよ木からおりてこい」 出演/杭州芸術学校ミュージカル班員及び県内小中学校 原作/水上勉 脚色/小松幹生 音楽/藤掛廣幸 日本と中国の合同制作第2弾。日本公演のみでなく中国語による中国公演もすべての会場で新たな感動を呼んだ。 |
日中共演、息ピタリ ■岐阜市と中国杭州市の友好都市提携20周年を記念した日中合作ミュージカル「ブンナよ木からおりてこい」が4日岐阜市民会館を皮切りに始まった。■日中の子供と俳優らが共演し、中国側が演出や舞台監督などを担当。出演者はブンナの舞台を熱演、市民の盛んな拍手を浴びた。■2月6日:池田町中央公民館/7日:関市文化会館/9日:岐阜市長良川国際会議場/10日:羽島市文化センター「岐阜新聞1999年2月」 |
パンフ・新聞情報提供:後藤秀児さん
新作全3幕8場2時間半のオペラ 「紙すきのうた」(初演) |
1999年10月22日(金) 国民文化祭 in 岐阜 前夜祭 岐阜市民会館大ホール/1時30分〜/6時30分〜 2回公演 あらすじ岐阜の伝統産業「美濃紙」は、1300年の歴史を、持つといわれ、手すき紙は、そのほとんどが、女性によってすかれてきた。 宝暦騒動がおわった明治元年の春。両親を亡くした元郡上藩士の娘「ゆき」は、長良川沿いの険しい峠を超え、紙すきの里、長瀬村武本家の養女となる。様々な人々に助けられ、下男であった「弥助」との純愛を秘めながら、紙すきとして、生涯をささげた娘「ゆき」が、美しい「典具帖紙」をすき上げるまでを感動的に描く。
大規模なステージセット、総勢100人を越すスタッフ・キャスト、美しいメロディーに溢れたとても感動的なオペラ。パンフ&情報提供:管理人 |
第14回国民文化祭・ぎふ99/1999年10月31日/邦楽の祭典 邦楽合奏の為の交響詩「山河緑照」(初演) 作曲・指揮/藤掛廣幸 演奏:岐阜県邦楽連盟(琴・尺八・三味線・十七絃による計100名の演奏) |
曲目紹介 岐阜という響きを聞いてまず脳裏に浮かぶのは、山々の緑と美しい水。長良川の澄んだ水面に映る美しい新緑や紅葉が織り成す大自然の素晴らしいドラマ。「国民文化祭に於いて邦楽合奏で演奏される為の作品を作曲して欲しい」という依頼を受けた時に、まず最初にイメージに浮かんできたのは、山々の美しい緑が澄んだ水面を緑色に染めてキラキラ輝いている様子でした。「山河緑照」というタイトルは作曲を開始する前に、このようにして決まりました。 |
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各楽器の特性を充分に生かしながら、親しみやすく多くの人々の記憶に残るような作品にしたい、と心がける中からテーマのメロディーが自然に沸き上がってきました。最後に演奏者達の声も加わって再現されるこのテーマメロディーに導かれて曲は自然発生的にどんどん形を現わし、作曲の仕事を楽しいものにしてくれました。 |
パンフ・情報提供:後藤秀児さん
2000
東京銀座4丁目交差点に新名所誕生/2000年5月23日オープン 日本人形によるカラクリ [音楽] 藤掛廣幸ソロ.オーケストラ |
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幻想的でスケールの大きな4分50秒の音楽に合わせて、表情豊かな人形が早変わりを見せたりします。 上演時間 13:30/ 15:30/ 17:30/ 19:30 (一日4回上演されます。)詳細はこちら |
藤掛廣幸ソロオーケストラコンサート New Millennium Classics |
7月2日(日)岐阜メルサホール14:00開演 7月6日、名古屋のコンサートの前日には、NHKテレビの午後6時の ニュース番組の中で、リハーサル風景が生中継されました。( 愛知/岐阜/三重) 7月7日(金)名古屋中電ホール
18:30開演 |
親と子に捧げる音楽劇角田茉瑳子原作「ゆきと弥助−紙すきのうた」より
プロローグとエピローグのある三幕八場第5回 岐阜県民文化祭・岐阜文化の祭典
2000年11月25日(土)午後6時〜/26日(日)午後2時〜
岐阜市「未来会館ホール」にて◆一般:2000円 ◆高校生以下:1000円
2001
ちば愛歌 藤掛廣幸ソロ.オーケストラ.コンサート 2001
2001年4月21日(土) 14:00 開演 (13:30開場)
ぱ.る.る.ホールCHIBA (043-202-0800) 入場料 1000円
この度、縁あって「あたらしい千葉の歌」を作りました。
このコンサートは、新曲CD発表会を兼ねたものです。
曲目:ちば愛歌「気がつけば都川」新曲発表/未完成交響曲
ふるさと紀行/ねこふんじゃった変奏曲/大地の呼び声序曲/
悠久の翔/アルハンブラ幻想曲/タイタニック愛のテーマ/その他
(藤掛廣幸さんのHPより)
TOKYOオハラ発表 日時:2001年4月22日(日)
12:00開場 |
「悠久の翔つばさ」ソロ.オーケストラ.コンサート 2001年6月29日(金)(18:30開場)19:00開演 ◆早春賦◆やしの実◆浜辺の歌◆星空のコンチェルト ★コンサートの様子はこちらのページへ |
2002
ミュージカル「小さな虫の物語(ファーブルの昆虫記)」 岐阜市公演…
岐阜市民会館大ホール/3月 2日(土)
午後6時 開演/3日(日) 午後2時 開演 ◆弱肉強食の非情な虫の世界のドラマを通して人間にも通じる生きる事の素晴しさ、 |
(藤掛廣幸さんのHPより)
2003
2003年12月第8回岐阜県民文化祭 台本演出/松岡直太郎 |
県民文化祭 関、美濃市民ら創作音楽劇上演 |
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■「一粒の豆」は関、美濃両市の伝説五話を題材にしたオムニバス形式の音楽劇。県内出身の藤掛廣幸さんが作曲、松岡直太郎さんが演出を手掛けた。 ■関、美濃両市を中心に一般公募で集まった出演者は、園児から一般まで百人を超えた。過去の県民文化祭の中でも最多の人数で、六月から七十回を超える厳しいけいこを重ねてきた。チケットの売れ行きが好調だったため公演数を二回に増やし、十四日も同会館で追加公演が行われる。 ■ステージでは、不思議な豆の木が伝える母子の悲話など、村人役の市民が昔話の世界を熱演。心を一つにしながら、けいこの集大成を披露した。終曲は全出演者の大合唱で飾り、客席から盛大な拍手が送られた。「岐阜新聞2003年12月14日」 |
(情報提供:IZZYさん)